元天皇杯チャンピオンの浅川陽介プロコーチが、テニス歴の浅い中高生にショットの基本をレクチャーする。最終回は、全ショットを対象に注意してほしいことをまとめた。また、時間が限られている部活で内容を効率化して上達できる方法も解説する。全国の中高生、ショットを究めて試合に勝とう!
これまで15回にわたって、いろいろなショットを取り上げてきた。最終回を迎えた今回は、総まとめとして各ショットで気を付けるべきことと試合前のアドバイス。そして、部活という限られた時間で効果を上げる方法を紹介している。
浅川コーチは「効率化を実現するために3点を実行しよう」と語っている。その3点とは「ボールを打ち続けられる環境を作ること」「ボレー練習に欠かせない上げボールを習得すること」「コート上で打たない時間ができたときはトレーニングを行うこと」。細かい点は本誌に書かれているので、ぜひ読んでほしい。
解説=浅川陽介
HY-PROJECT代表。ヨネックスアドバイザリースタッフ。日本代表として内外で活躍。世界ランキング最高1位。天皇杯に2度優勝の他に数え切れないタイトルを獲得。2010年に引退後は、民間スクール、行政管轄でも技術指導を行うプロコーチ。同時にソフトテニスの普及と強化のためにスクール、大会、講習会などを全国各地で開催。レベルや年齢に合わせた指導を行っている。元全日本U-20コーチ。https://hy-softtennis.jp
協力=浪岡菜々美(日本体育大学2年。三重高校卒)、久保晴華(同4年。三重高校卒)、梁田亮(同4年。済美高校卒)