ソフトテニスマガジン・ポータル

トッププレーヤー集結! NIPPON TOP of TOP2021

 男子トップソフトテニスプレーヤーが勢ぞろいした交流会が、広島県・びんご運動公園テニスコートで10月18日から21日まで開催された。トップ選手どうしがモチベーション維持、心技体を高めることをめざし合宿を行い、ゲーム形式も取り入れ切磋琢磨した。

 プロ、ナショナルチーム、実業団チーム、大学などの男子主力選手約30人が参加。10月19、20日にシングルス、19〜21日にダブルスのマッチを行った。NTT西日本・堀晃大監督が「選手が明るかった。こうしたレベル高いライバルたちといっしょにできる場を欲していると思う」と語ったが、交流会のあちこちで選手の笑顔が見られ、コートに入れば小気味よいボールの音が響いた。

 シングルスは19日にベスト8決めまで行い、20日の決勝には船水颯人と先日プロ宣言した上岡俊介が進出。全日本シングルス上位ラウンドでもおかしくない好カードは、船水颯人が2で勝利し頂点に立った。

安定感あるシングルスの強さを見せた船水颯人

船水颯人と毎年1月にキャンプをともにする上岡が船水と対決

 試合は後日編集動画が配信される予定なのでお楽しみに!

 ダブルスマッチは通常のペアとのマッチと、シャッフルペアでのマッチを実施。19日は通常ペアでの予選リーグを行い、20日はリーグを抜けた通常ペア8ペアによる決勝トーナメントと、並行してシャッフルペアでのトーナメントが行われた。シャッフルペアは、朝のくじびきでランダムに決められた。

 通常ペアのトーナメント決勝は、船水雄太/九島一馬と、上岡俊介/丸山海斗の顔合わせに。一方、シャッフルペアでの決勝にも上岡のペアが進出。上岡俊介/林大喜vs伊藤幹/星野慎平となった。上岡/林大vs伊藤/星野は20日のうちに行われ、上岡/林大が勝利した。

笑顔を見せる上岡(左)/林大喜

  シングルスでも決勝に進んだ上岡はこの日、全選手中最多の単複10試合を戦ったことになる。

ペアとしての呼吸も合った上岡(右)/丸山

 船水雄/九島vs上岡/丸山の通常ペア決勝は、上岡の別の試合待ちなどもあり20日には行われず21日に実施。G④ー3で船水雄/九島が、上岡/丸山を下し頂点に立った。

安定のフネクシペア。船水雄太(左)/九島一馬。船水は三重とこわか大会に青森で出場。弟・颯人の属する三重といきなり同じリーグとなった。この合宿で調子を上げ三重に乗り込む

 21日は最終的に通常ペアの優勝者とシャッフルペアの優勝者とで頂点を決める「TOP of TOP」の戦いを開催。G④ー1で、上岡/林大がトップ選手たちの頂点に君臨した。

 審判もつけ公式戦のような形式で行われたトップの戦い。後日配信予定なのでお楽しみに!

ダブルスTOP of TOPとなった上岡俊介(左)/林大喜(主催者提供写真)

シングルスを制した船水颯人(主催者提供写真)

最終日の集合写真。20日を最後に帰った選手もおり、最終日はこの顔ぶれに(主催者提供写真)

元気の良さを見せた伊藤幹(右)/星野慎平。星野は久しぶりのトップ選手との場に「僕でいいんですかね」と恐縮していたが、貴重な日本一経験者!

ペアシャッフルの都合で、内本(左)/丸山でコートに入る場面も

楽しそう!

取材◉深作友子 写真◉佐々木萌
ソフトテニスマガジン・ポータルTOPへ
モバイルバージョンを終了