各年代のトップ選手が参加し、大阪府の丸善インテックアリーナ大阪で開催されている2021ソフトテニスチャンピオンズマッチ。大会最終日となる23日は、決勝戦と3位決定戦が行われ、その結果チーム・ヤングジャパンが優勝を果たした。
ヤングジャパン対イガゲームの対戦となった決勝戦。2面展開で同時にスタートしたこの試合、流れをつかんだのはイガゲームだった。イガゲームは1番の中川瑞貴/小松芹奈(ナショナル女子)と2番の塚本星弥(U-17男子)が、ともにファイナルゲームまでもつれる接戦を制して、一気に優勝へ王手をかける。
しかし、ヤングジャパンは3番の荒木駿/鈴木理奈(U-20男女)が逆転で勝利すると、続く松岡琴美(U-17女子)も「G3−2になってから強気でもう1回攻めたら自分の流れになった」と濱島怜奈を撃破。これでスコアをタイに戻したヤングジャパン。最後を決めたのは上岡俊介/広岡宙(ナショナル男子)だ。「ラリーはするけど、思いきって打つ場面も入れていった」(上岡)と、粘る安藤優作/安藤圭祐をG⑤−3で振りきり、大逆転で栄冠をつかんだ。
また、先に行われた3位決定戦では、チーム斉藤は〜〜〜〜〜いっ!が③−2で名将中堀監督チームを下している。
取材◎吉井信行 写真◎宮原和也