2020年の年末に大阪で開催された賞金大会がJAPANGP2020。国内男子のトップ選手たち8組が争った賞金大会だった。
「JAPANGP2020はコロナ禍で気持ちの沈むファンや愛好者にトップ選手のプレーによるエンターテイメントを楽しんでもらいたい、選手の活動環境の向上のきっかけになる波を起こしたい、そして、支えるということに向き合いたい、と、『する、みる、ささえる』をテーマに開催を決めました。でも、それはあくまでも一時的なイベントとしてでした。その後、1つの大会として継続していくために振り返り、反省や問題点を1年かけてブラッシュアップし、起こした波にのせ、船を出すようにJAPANGP2022をスタートさせようと思ってきました」と軟庭堂の髙井志保氏は話す。
前回は運営費やライブ配信費用、その他大会に必要な費用をクラウドファンディングで支援者の人々の協力により開催できた。今回はそのスタイルではなく、今後大会が続けられる形を模索していると言う。そのため、有観客実施、グッズ販売なども予定している。
また、前回の出場メンバーは大会側の推薦ペアであったが、今回は選考基準を明らかにして、天皇杯1、2位ペア、東日本、西日本選手権優勝ペアとシーズン中の大会成績での4ペア、そして、残りの4ペアは4会場でJAPANGP2022の予選会をオープンで行い、優勝4ペアが出場可能となる。そして、今回の優勝賞金は150万円。大会を継続していくための設定になっている。詳細は次の通り。
▼JAPANGP2022
日時:2022年12月17日(土)
会場:愛知県体育館第一競技場(ドルフィンズアリーナ)
▼予選会会場
第1戦:6月11日宮城県仙台市
第2戦:8月11日岐阜県土岐市
第3戦:11月19日大阪府大阪市
第4戦:熊本県(日時未定)
※詳細は後日公式サイトにて掲載予定