3年ぶりの全日本シングルスに男子は276選手がエントリーして、初日から激しい試合を展開した。久々の全日本大会の有観客で、感染症対策を万全にしながら、素晴らしいプレーに大きな拍手が起こる。鼓舞された選手たちも、心地よい時間が流れる。かつての日常が2日間は戻った感じがした。
男子は初日に4試合を戦い抜き、2日目は決勝進出者たちが4試合。体力との戦いを制したのは上松俊貴だった。同じNTT西日本の内田理久をG④-1と安定した戦いぶりで、代表予選会の雪辱を果たした。
「落ち着いて戦えたのがよかった。観客の方々、NTT西日本のチームメイトにも応援していただき、結果を出せてうれしいです。今回は船水颯人さんが出場していなかったので、どこかで対戦したいですね」と上松。
▼決勝
上松俊貴 G④-1内田理久
(NTT西日本) (NTT西日本)
▼準決勝
上松俊貴 G④-1広岡宙
(NTT西日本) (NTT西日本)
内田理久 G④-0丸山海斗
(NTT西日本) (京都Up Rise)
取材◎福田達 写真◎川口洋邦
取材◎福田達 写真◎川口洋邦