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2022.10.07

【国体】少年男子は香川、奈良は好発進! 宮城は初戦の愛知との激戦をものにし、加速!

1日目(少年男子):第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」◎10/7-10 栃木県那須塩原市・石川スポーツグラウンドくろいそテニスコート

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香川は1番に宮本/上田を起用。雨の中でも厳しいコースへ次々と打ち込んでいく宮本、攻守のメリハリよくことごとくボールを押さえる上田が、がっちりと勝利をゲット

  第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のソフトテニス競技が、栃木県那須塩原市の石川スポーツグラウンドくろいそテニスコートで始まった。10月7日は少年男子と少年女子が行われ、男子はベスト4が決定。16チームによるトーナメントになった少年男子。初日は激しい雨の中での戦いとなったが、4強決めまでが行われた。

 第2シードの香川は、22年シーズンの選抜、インハイ団体と日本一に輝いている尽誠学園単独チーム。切り込み隊長に宮本颯人/上田泰大、シングルスに岩田晧平、3番にインハイでも守護神を任せられた中川雄太/宮田智友のオーダーで、1回戦で栃木戦を③―0、準々決勝で岡山を②―0で倒し、順調に4強入りを果たした。

 高田商業単独の第1シード・奈良も1回戦の広島を③―0,準々決勝の石川を②―0で破り、好発進。尽誠学園に今春の選抜、今夏のインハイ団体決勝で敗れているだけに、国体の舞台でのリベンジを期する。

奈良のシングルスは橋場が託された。先のJOCカップでもシングルスを制覇している

 東北単独の宮城は1回戦で岡崎城西単独の愛知に第1試合のダブルスでファイナル勝ち、第2試合のシングルスはファイナルで落としたが、三番勝負を制して8強入り。準々決勝でもその勢いを持続させ、群馬に②―1で競り勝って、翌日の準決勝進出を決めた。夏のインハイ団体3位のメンバーを揃え、夏越えを目指す。

宮城の高橋/初鹿は、1回戦の第1試合をファイナルでものにし、初戦突破につながる貴重な勝利を挙げた

■準々決勝
奈良 ②―0 石川
野口快/菊山太陽 ④―2 中村悠峰/宮下武輝
橋場柊一郎 ④―2 井元啓斗
團野佑紀/安達宣 ――― 飯田航仁/反保皐聖

宮城 ②―1 群馬
高橋拓己/初鹿暁哉 ④―0 佐々木麻洋/小暮隆太郎
浅見竣一朗 0-④ 大和昌生
根岸澪紋/中尾彦斗 ④―0 砂山温斗/五十嵐響紀

千葉 ②―0 福島
遠藤希来/山中一世 ④―1 佐藤良吹/菅原大馳
笹井悠月 ④―2 齋藤楓雅
小林駿介/松村優成 ――― 吉田拓翔/安部蓮生

岡山 0-② 香川
清家蒼人/小泉瑠唯 0-④ 宮本颯人/上田泰大
足利颯太 2-④ 岩田晧平
奥田叶汰/仲村一希 ――― 中川雄太/宮本智友

 

文◎八木陽子 写真◎ぉまみ