【ジュニアジャパンカップ】各クラスのシングルス王者決まる! U-17男子は中学3年生の植田璃音(清明学園中)が優勝
第17回ジュニアジャパンカップ「競技者育成プログラム(Step-4)」◎11月25~28日/生目の杜運動公園テニスコート、清武総合公園テニスコート
- 関連キーワード:
- 植田璃音
- 岡山理大附高
- 國學院大
- 和歌山信愛高
- 塚本光琉
- 高田商業高
- 朝日丘中
- 松岡琴美
- 野間結菜
- 広島翔洋高
- 足利颯太
- 昇陽中
- 増田汰一
- 清明学園中
- 高城中
- 三重高
- 橋場柊一郎
- 松本怜奈
- 早稲田大
- 藤井優羽
- 取手一中
- 矢野颯人
- 杉本希
- 濱島怜奈
11月25日から始まった第17回ジュニアジャパンカップ「競技者育成プログラム(Step-4)」は26日にシングルスが行われて、それぞれのカテゴリーで王者が決まった。
生目の杜運動公園テニスコートではU-17、U-14男女が戦った。シングルスで経験豊富というわけではないが、個人的にこだわりのある選手たちが頂点に立った。
U-17男子は植田璃音(清明学園中)が決勝で足利颯太(岡山理大附高)を破った。植田は中学3年生で、途中下半身の疲れからかメディカルタイムアウトも取ったが、その後は準決勝で中学の先輩、安達宣に競り勝つなど収穫の多い1日となった。
女子は藤井優羽(和歌山信愛高)が決勝で実績豊富な杉本希(広島翔洋高)をファイナルで破った。常に追いかける展開で、本人は「ミスしないように」と話したが、打ち負けない気持ちを前面に出して戦ったのが印象的だった。かつてU-14では準優勝だったが、今回は頂点に届いた。
U-14男子は塚本光琉(朝日丘中)が多くの引き出しを駆使して、経験の少ないシングルスで自身のテニスを貫いた。決勝では地元の増田汰一(高城中)にG④-0で勝利した。女子は決勝戦で野間結菜(昇陽中)が松本怜奈(取手一中)にG④-0で勝利。ストロークで攻め続けて、逃げなかった。U-14優勝の2人は今後もシングルスでの成長が期待できそうだ。
清武総合公園テニスコートで行われた-U-20はシングルスで実績を残す選手たちが決勝を争った。男子は矢野颯人(早稲田大)と橋場柊一郎(高田商業高)が決勝進出、高田商業高の先輩後輩対決となった。一本のラリーの重みを感じる長い試合を制したのは矢野だった。ファイナル5-6で先にマッチを握られたが最後は意地を見せた。
女子はシングルスで実績豊富な濱島怜奈(國學院大)が頂点に立った。年下の向かってこられる相手に対し一本一本のラリーを長くし、「しぶとくポイントをとることを今大会の目標」と話した濱島。決勝も三重高の松岡琴美を寄せつけず、シングラーとしての強さを見せた。
U-20
▼男子決勝
矢野颯人(早稲田大)G④-3橋場柊一郎(高田商業高)
▼女子決勝
濱島怜奈(國學院大)G④-1松岡琴美(三重高)
U-17
▼男子決勝
植田璃音(清明学園中)G④―2足利颯太(岡山理大附高)
▼女子決勝
藤井優羽(和歌山信愛高)G④-3杉本希(広島翔洋高)
U-14
▼男子決勝
塚本光琉(朝日丘中)G④-0増田汰一(高城中)
▼女子決勝
野間結菜(昇陽中)G④-0松本怜奈(取手一中)
取材&写真◎後藤優太(U-20) 取材◎福田達 写真◎上野弘明