大会
2022.12.18
【ドリームマッチin姫路】男子は上岡俊介/丸山海斗、女子は高橋乃綾/岩倉彩佳が頂点へ
2022 ドリームマッチ in姫路 (JAPANソフトテニスアカデミー)◎12月18日/ヴィクトリーナ・ウインク体育館
トップレベルの男女各6ペアが姫路に集結! 男女とも3ペアずつ2ブロックに分かれ、リーグ戦を行い、各1位による決勝が行われた。
男子決勝には上岡俊介/丸山海斗(Up Rise)と内本隆文/内田理久(NTT西日本)が駒を進めた。10月の全日本選手権準決勝の再現となった一戦は、1ゲーム目から攻撃的なテニスでアグレッシブに仕掛けた上岡ペア。G2ー0から1ゲーム巻き返されたが、その後も上岡はメリハリよくコースを打ち分け、丸山は思いきりよくポーチに出るなどし、主導権を譲らず、G④ー1で勝負をつけた。「攻めていくテニスを継続できた」と上岡。ペアを組んで1年目、優勝という形で年末最後の試合を終えた。
女子は、今季の全日本選手権女王・中川瑞貴/石井友梨(ワタキューセイモア)と、ペアを組んだばかりのどんぐり北広島・高橋乃綾/岩倉彩佳(どんぐり北広島)が決勝で激突。準決勝の志牟田智美/根岸楓英奈(東芝姫路)戦で、ファイナルの激闘を戦ってきた中川ペアに対し、試合開始早々、高橋ペアは攻撃型並行陣でカットサービスからレシーブを叩き、テンポよく攻める。その後も中川ペアのコンビネーションプレーを封じ、最後まで自分たちのペースで試合を進め、G④ー0の完封勝利で優勝を飾った。「まだまだ試行錯誤していますが、それぞれの得意なプレーを生かして戦えました」と高橋。ふたりがどのような化学変化を生み出していくのか、楽しみだ。
取材・文◎八木陽子 写真◎牛島寿人