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2023.01.08

【小学生東西対抗】高レベルの対戦だから分かること。課題を修正して、さらに強くなりたい!

第6回全日本小学生東西対抗大会◎1月7、8日/宮城県仙台市・シェルコムせんだい

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代表選手たちは貴重な経験を積んだ

 第6回全日本小学生東西対抗大会(主催・全日本小学生東西対抗大会実行委員会)は、1月7日から8日まで宮城県・仙台市のシェルコムせんだいで行われた。

 東日本大会と西日本大会の上位18ペアを選出し、東西に分かれて戦う男女別の団体戦は、男子は57―51で西が勝ち、女子は70―38で東に軍配が上がった。

 トップクラスでの真剣勝負の場が少ない小学生のために創設された交流大会は終始、なごやかな雰囲気。6戦全勝で「東」女子の勝利に貢献した大武姫菜(福島)は「勝ちは意識するけど、そこまでじゃなく楽しい。(練習してきた)ダブル前衛が通じるか、頑張ってみました」と明るい声で振り返った。

 また「東」男子の熊谷光輝(岩手・水沢大鐘ジュニア)は「強い人と試合をすることで、バックハンドのミスが多いということが分かった」と新たな発見を口にした。小学生たちは、高いレベルでの打ち合いだからこそ、見つけられた課題をそれぞれの場所に持ち帰り、ステップアップをはかる。

 なお、全勝選手のなかから、ゲーム差で強かったペアを優秀選手賞として選出。男子は西の田中暖人/丹羽悠弦(愛知)と、林寛人/小池匠(兵庫)、女子は吉田唯杏/髙橋ことね(福島)が受賞した。

 グッドマナー賞には、東の大武姫菜/大武夢菜が選ばれている。小向勝利審判委員長は「2人は、ゲームマナーはもちろん、勝ったあと、本部へ来たとき、きちんと“勝ちましたので、よろしくお願いします”と挨拶しながら用紙を渡すなど、トップ選手として模範となるふるまいをしていた」と、評価していた。

 閉会式では、金岡昭房大会副会長が「大会開催のために力を尽くしてくれた皆さんに感謝したい」と述べ、『小学生の祭典』を締めくくった。

優秀選手賞の表彰式より

グッドマナー賞の大武姫菜/大武夢菜

取材・文◎鈴木快美 写真◎高原由佳

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