1月21日、香川県の善通寺市民体育館に四国各県の男女それぞれ24ペアが集結して、『第10回四国小学生インドア選手権大会』が開催された。四国王者に輝いたのは男女ともに香川県だった。
男子はベスト4には各県予選1位が進出。それぞれが昨年夏などから実績を挙げてきた選手たちだった。準決勝では香川県の夏の四国選手権3位だった山神/藤田が準決勝を勝利すると、徳島の堺数/堺碧は後衛の弟が粘り、兄が決めるパターンが確立されていた。決勝戦はそれぞれのゲームでお互いの駆け引きが出た見応えのあるハイレベルな戦いとなってが、これまで四国では無冠の山神ペアが頂点にたった。
一方、女子は香川県勢が4強のうち3ペアが占める順調ぶり。細谷/三好がファイナルで決勝進出を決めると、もう一方は4年生の穐山/山ノ内が勝ち上がった。お互いの手の内を知る決勝戦は、互角の戦いに。2ゲームを先行された穐山/山ノ内だが、そこから追い上げファイナルへ。5‐5の後、先にマッチポイントを握ったが、細谷ペアは粘りを発揮して、最後は香川1位の意地を見せ突き放した。
男女どちらも、6年生が小学生での集大成を見せて、また来年度を考えると、全国での活躍が期待できる下級生を見ることもできた。
▼男子結果
優勝 山神諒太/藤田健生(香川県)
準優勝 堺数音/堺碧音(徳島県)
第3位 行元大雅/玉井圭哉(愛媛県)
第3位 田代恭太朗/福見哉太(高知県)
▼女子結果
優勝 細谷美友/三好里桜(香川県)
準優勝 穐山紗和/山ノ内瑞貴(香川県)
第3位 岡﨑心愛/木下きこ(愛媛県)
第3位 河田結月/秋山陽菜(香川県)
協力◎香川県連盟