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2023.02.11

【国際大会in沖縄】男子シングルスはNTT西日本勢が4強独占!明日の準決勝は上松俊貴×本倉健太郎の元ペア対決、内田理久×林佑太郎に

2023インターナショナル・チャンピオンシップ◎2月10日/沖縄県那覇市・奥武山公園庭球場、漫湖公園市民庭球場

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昨年の全日本シングルスの覇者、上松

 2度の延期を経て、初めて開催された世界ランキング認定試合「2023 インターナショナル ソフトテニス チャンピオンシップ」は、2月10日、沖縄県・那覇市の奥武山公園庭球場、漫湖公園市民庭球場で幕を開けた。

 3日間の熱戦は、9カ国・地域から289名がエントリー。一般男女のシングルス&ダブルス、年齢別のシニアの部と合わせ、合計9種目で頂点が争われる。

 一般男女シングルスは、ベスト4が出そろった。男子は、準決勝をNTT西日本が独占。「ギアを少しずつ上げていきたい」と話していた第1シードの上松俊貴(NTT西日本)は、準々決勝で上岡俊介(Up Rise)をファイナル⑨-7で下して、勝負強さを見せつけた。準決勝は、広岡宙(NTT西日本)に競り勝ったサウスポー本倉健太郎(NTT西日本)と顔を合わせる。

 一方の準決勝は、全日本シングルス2位の内田理久(NTT西日本)と林佑太郎(NTT西日本)が対戦。互いの手の内を知り合うだけに長い試合になりそうだ。

 なお、8強決めでは、日体大の1年生・片岡暁紀が2019年世界選手権ダブルス優勝の余凱文(台湾)にG④―1で勝利した。片岡は、ダブルフォワードが得意な余のボレーを警戒し、ストローク戦を展開。勝利ポイントを上げると、「本や映像でしか見たことがない人に勝ててうれしい」と笑顔だった。準々決勝では林に敗れるも、大きな前進になった。

 また女子は第一シードの高橋乃綾(どんぐり北広島)が順当に準決勝へ。2日目はまず準々決勝で日本の小松芹奈(ヨネックス)にG④―3で勝った台湾の黄詩媛と激突する。勝てば、日体大の浪岡菜々美か台湾の鄭竹玲が相手になる。

●一般男子/シングルス準決勝の対戦カード
上松俊貴(NTT西日本)VS 本倉健太郎(NTT西日本)
内田理久(NTT西日本)VS 林佑太郎(NTT西日本)

●一般女子/シングルス準決勝の対戦カード
高橋乃綾(どんぐり北広島)VS黄詩媛(台湾)
浪岡菜々美(日体大)VS 鄭竹玲(台湾)

明日の準決勝本倉は上松との元ペア対決になる

シングルスでも力を発揮する内田

シングルス、ダブルスともに力を発揮する林佑

4強には進めなかったが、8強決めで台湾の余を破った片岡

取材・文◎鈴木快美 写真◎井出秀人