【アゼリアカップ】全日本高校選抜の前哨戦、男子は尽誠学園が4年ぶり2回目、女子は和歌山信愛が5年ぶり3回目の優勝
第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/11-12 香川県高松市・高松市総合体育館
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3月の全日本高校選抜に出場するチームの多くが全国から集まってインドアで争われるため、同大会の前哨戦と位置づけられる『第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会』。2月12日は2日目が行われ、男子は尽誠学園(香川)、女子は和歌山信愛(和歌山)が頂点に立った。
男子決勝は三番勝負に
香川県高松市の高松市総合体育館で2月11日に始まった大会は、12日は男女とも準々決勝からスタート。男子は昨年の高校選抜を制している尽誠学園が、準々決勝で羽黒(山形)、準決勝では岡山理大附(岡山)を、どちらも②-0で退けて勝ち上がった。反対側のヤマでは昨年の高校選抜3位の東北(宮城)が、準々決勝で明徳義塾(高知)に②-0で勝つと、準決勝では昨年の高校選抜準優勝の高田商業(奈良)も②-0で下し、決勝に駒を進めた。
決勝は東北の1番・浅見竣一郎/初鹿暁哉が、尽誠学園の内田陽斗/宮田成将を1で下して先勝。だが2番は尽誠学園の藤﨑広大/野本凌生が、東北の根岸澪紋/中尾彦斗に1で勝って1-1とした。尽誠学園の塚本大翔/豊田祐冴と東北の齋藤玲壱/大澤真紗斗、1年生ペア同士の三番勝負は、塚本ペアがG3-2の第6Gでマッチも握ったが、齋藤ペアが粘ってファイナルへ。しかし最後は塚本ペアが⑦-5で競り勝ち、4年ぶり2回目の優勝で高校選抜にはずみをつけた。
女子は高校選抜3連覇を狙う東北が、準々決勝で須磨学園(兵庫)に敗れ、その須磨学園に準決勝で三番勝負の末に競り勝った和歌山信愛が決勝に進出。反対側のヤマでは広島翔洋(広島)が準々決勝で脇町(徳島)、準決勝では県岐阜商業(岐阜)を下して勝ち上がった。
決勝では和歌山信愛の1番・堀早弥夏/下田雪乃が、昨年のインターハイ個人戦で準優勝している広島翔洋の1番・佐藤心美/杉本希に2で勝利。2番は和歌山信愛の岩元望美/岩元愛美が、広島翔洋の石田蓮/宮前希帆をG3-0とリードして王手をかける。石田ペアも見事な粘りで2Gを連取して食い下がったが、最後は岩元ツインズが2で振りきって5年ぶり3回目の頂点に立った。
和歌山信愛は昨年の高校選抜では準優勝に終わっている。インドアでの雪辱に向けて、まずは好スタートをきった。