【全日本高校選抜】和歌山信愛が8年ぶり4回目の頂点! 須磨学園との激闘を制して春の日本一に
第48回全日本高校選抜大会◎3/27-30 愛知県名古屋市・日本ガイシスポーツプラザ
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3月27日から愛知県名古屋市の日本ガイシスポーツプラザで開催されてきた、第48回全日本高校選抜大会。春の日本一を決める伝統のトーナメントは30日に最終日となる女子2日目の競技が行われ、和歌山信愛(和歌山)が8年ぶり4回目の日本一に輝いた。
3番ファイナルの激闘を制す
例年とは異なり、2日間の日程で行われた女子の競技2日目は3回戦からスタート。途中から2面展開となる中で徐々にチームが絞られ、決勝は和歌山信愛と須磨学園(兵庫)の近畿勢対決となった。
今大会の予選となる近畿インドアでは須磨学園が勝ち、2月の高松アゼリアカップでは和歌山信愛が雪辱、今大会直前の全日本私学選抜の団体戦では須磨学園が逆に雪辱と、互角の攻防を繰り広げてきた両者。春の日本一を懸けた舞台でも、これまで同様に激しく競り合った。
2面展開の決勝で最初の勝利をつかんだのは、須磨学園の1番で出た前田梨緒/中谷さくら。和歌山信愛の浦山皐/辻ひなのを相手に序盤から優勢に進め、G④-2で勝利を収めた。
2番は和歌山信愛の岩元望美/岩元愛美と、須磨学園の山本響彩/杉本咲楽の並行陣対決となり、1ポイントごとに長いラリーが続く展開に。そうするうちに3番は和歌山信愛の堀早弥夏/下田雪乃が、須磨学園の丸田梨瑚/高谷紗英を相手にスタートからエンジン全開で、一気にG3-0とする。
丸田ペアが第4Gを奪って反撃を開始すると、2番は競り合った末にファイナルへもつれ込む。ここでは岩元望/岩元愛が立ち上がりからポイントを重ね、⑦-2で制して1-1とした。
優勝が懸かった三番勝負は、追い上げる丸田組の勢いが増し、3G連取でファイナルへ。堀ペアにとっては嫌な展開だったが、力強く前衛にぶつける堀のストロークや、タイミング良く取りに出る下田のネットプレーで最初からリードを奪うと、最後は⑦-3で振り切って歓喜の瞬間を迎えた。
初優勝を狙った須磨学園を退けた和歌山信愛は2015年以来、8年ぶり4回目の優勝。インターハイ団体戦、国体と合わせて3冠を目標に掲げるチームが、まず最初のタイトルを勝ち取った。