女子シングルスはインドアからスタートしたが、途中から外のコートへ。序盤に日本体育大主将、昨年のシングルス王者の浪岡菜々美(日本体育大)が半田穂乃花(早稲田大)に敗れるなど、波乱含みに。最後の舞台に勝ち残ったのは昨年3位の桐山茉衣子(日本体育大)と青松淑佳(明治大)だった。
4年生の桐山は入学後コンスタントに力を発揮して、日体大女子の躍進に貢献。3日には大学対抗を制し、最後のシングルスで2冠目を狙った。青松は、昨年1年生ながら大学対抗優勝メンバーに。身体能力が高く、将来性豊富な人材だ。
この2人の決戦は桐山が先取して、青松が追いつく展開になり、最後までもつれた。ファイナルは7―8から桐山が3連続ポイントでうれしい勝利をつかんだ。
写真◎井出秀人