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【JOC杯】各カテゴリーのダブルスとシングルス予選リーグを実施、女子U-14ダブルスは大武ツインズが優勝

女子U-14ダブルス優勝の大武姫菜/大武夢菜。中学生になって初めての全国タイトルとなった

 アンダー世代のトップ選手が集い、男女のカテゴリー別にダブルスとシングルスで頂点を争う『JOC杯ジュニアオリンピックカップ・第30回全日本ジュニア選手権大会』が、広島県広島市の広島翔洋コートで開催されている。男女ともU-20(20歳以下・高校3年~大学2年)、U-17(17歳以下・中学3年~高校2年)、U-14(14歳以下・~中学2年)の3カテゴリーで、全国大会の上位選手および日本連盟推薦選手がエントリー。1日目はダブルスと、シングルスの予選リーグが行われた。

ダブルス終了後にシングルス予選リーグ

 ダブルスはトーナメント方式で争われ、各カテゴリーで12~16ペアがエントリー。女子U-14ダブルスは12ペアで争われた。

 決勝に勝ち上がったのは、双子の大武姫菜/大武夢菜(福島・西袋中)と、浅井優里/起田亜旺(愛知・植田中)。序盤は大武ツインズが優勢で、第1Gと第2Gを連取するも、浅井ペアも第3Gをデュースの末に奪って食い下がる。

 だが大武ツインズが第4Gをデュースの末に奪い返すと、そのまま押し切って1で勝ち、頂点に立った。昨年夏の全日本小学生大会では個人戦を制し、今年3月の全日本少年大会では6年生シングルスの決勝で対戦した注目の2人が、中学では初となる全国タイトルを手にした。

 このほか、女子U-20ダブルスは濱島怜奈/左近知美(國學院大/日本体育大)、女子U-17ダブルスは天間麗奈/前川愛生(宮城・東北高/広島・広島翔洋高)が優勝。U-20男子ダブルスは橋場柊一郎/黒坂卓矢(法政大/日本体育大)、U-17男子ダブルスは南隆之介/竹内慶悟(三重・三重高)、Uー14男子ダブルスは塚本光琉/宮田亮(愛知・朝日丘中/徳島・市場中)が制した。

 1日目はダブルス終了後、シングルスの予選リーグを消化。2日目は決勝トーナメントが行われ、各カテゴリーの王者が決まる。

左打ちで巧みなストロークを見せた大武姫菜

姉の姫菜との好連係でポイントを重ねた大武夢菜

女子U-20ダブルス優勝の濱島怜奈(右)/左近知美

女子U-17ダブルス優勝の天間麗奈/前川愛生

男子U-20ダブルス優勝の橋場柊一郎/黒坂卓矢

男子U-17ダブルス優勝の南龍之介(右)/竹内慶悟

男子U-14ダブルス優勝の塚本光琉(右)/宮田亮

取材・文◎石倉利英 写真◎山田次郎
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