TOPICS
大会
2024.07.26

【インハイ2024】猛暑の長崎で女子個人戦1日目の熱闘! 第1シードの大𣘺/岡などが2日目に勝ち残る

インターハイ2024:女子◎7/26-28 長崎県長崎市・ベネックス総合運動公園(長崎市総合運動公園)かきどまり庭球場

関連キーワード:
順当に2日目に勝ち残った第1シードの大𣘺玲雨/岡美志

 2024年の北部九州総体(インターハイ)ソフトテニス競技は、7月26日に競技が始まり、女子個人戦1日目が行われた。320ペアでスタートした戦いは3回戦までを消化し、64ペアが2日目に勝ち残っている。

2日目はベスト64から

 長崎県長崎市のベネックス総合運動公園(長崎市総合運動公園)かきどまり庭球場は朝から気温が上がる一方、急に強い風が吹く時間帯があり、選手たちは難しい対応を迫られた。何度か雨が降り始めて心配されたものの、幸い本降りとはならず。それでも蒸し暑さは夕方まで続き、1日を通じて猛暑の中で熱戦が繰り広げられた。

 団体戦で昨年に続く連覇を狙う三重高(三重)の第1シード、大𣘺玲雨/岡美志は、初戦の2回戦で長谷川莉実/田邉聖花(新潟西・新潟)を1、3回戦で脇坂瑠海/多鹿詩織(京都光華・京都)を2で下して2日目へ。全日本高校選抜に続く春夏2冠を目指す東北(宮城)の天間麗奈/大浦愛珠は、初戦の2回戦で渡邊瑠海/塩沢四季(豊川・愛知)を0で破ると、3回戦では関心那/亀田凛(とわの森三愛・北海道)を1で退けた。

 6月のハイスクールジャパンカップ・ダブルスを制した塚本七海/前川愛生(広島翔洋・広島)は、初戦の2回戦で河西陽愛/中村美雨(笛吹・山梨)を0で下すと、続く3回戦はハイジャパ・シングルス優勝の大和美月と佐藤紗空のペア(東北)との注目の一戦。第1Gを0-3から逆転して奪うと、以降は圧倒して0勝利で勝ち上がった。

 2日目の27日は4回戦から再開し、勝ち残っている64ペアが頂点を目指す。頂点に立つためには6試合に勝利する必要があり、連戦を勝ち抜くスタミナも優勝の行方を左右しそうだ。

●今日の結果はこちら

5月の全日本シングルスを制した天間麗奈(左)と大浦愛珠の東北ペア

6月のハイジャパ・ダブルスに続くタイトルを狙う塚本七海(右)/前川愛生(広島翔洋)

﨑羽(瑠)とのペアで勝ち上がった天野莉子(和歌山信愛・和歌山)

天野とのペアで躍動した﨑羽瑠菜(和歌山信愛)

学法石川(福島)の宮本絢菜(左)/久保田笑心

初戦敗退となったが、笑顔で地元でのインハイを駆け抜けた山口姫奈(右)/末永七海(佐世保西)

応援部員もプレーの一つひとつに目を凝らした

取材・文◎石倉利英 写真◎井出秀人、牛島寿人、石倉利英