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2024.09.03

【第17回世界選手権】いよいよ開幕! 韓国・安城市での開催は2007年以来。男女シングルスからスタート

第17回世界選手権大会◎9/3~9/韓国・安城マッチュム・ソフトテニススタジアム

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安城市の大会会場

 4年に一度のビッグイベント、世界選手権がいよいよ明日、9月3日、韓国中部の都市、安城市で開幕する。初日の明日は、男女シングルスの3回戦までが行われ、ベスト8が決まる。

クレーコートで行われる今年の世界選手権

 男子のキャプテンを務める船水颯人は、「それぞれがエントリーした種目に対し、しっかりと準備を行い、充実しています」と語ったほか、世界選手権シングルスでの初のメダル獲得を狙う自身の調子について、「今年はダブルスもシングルスもどちらもうまくいっていますが、比較的シングルスのほうが感触はいい。明日は韓国、台湾と当たると思いますが、なんとか2日目に残れるように頑張りたい」と話した。

練習を終えた男子チーム

 男子シングルスには、船水ほか、アジア競技大会シングルスで優勝した上松俊貴がエントリーする。

 一方女子は、日本女子代表の高橋乃綾キャプテンが、女子シングルスにエントリーする天間麗奈と前田梨緒に対し、「みんなのモチベーションが上がるように頑張ってくれれば。そのなかでしっかり調整して、試合を楽しんでほしい」とエールを送った。

 さらに団体戦で2連覇のかかるチームの雰囲気について、「最初の合宿のときよりもだんだんよくなっている。試合が近づくにつれ、みんなのモチベーションも上がってきた」と明かした。

女子チームは高橋キャプテンがけん引する

 また、国際ソフトテニス連盟のワイルドカードで明日は、浪岡菜々美も女子シングルスに出場する。
「目標はやっぱり優勝。今回のクレーコートは、自分の強みが生きるコートだと思ってるので、その強みを出して、勝っても負けてもできることをやりきれるように頑張りたい」(浪岡)

 同じくワイルドカードで女子ダブルスに出場する小林愛美/𠮷田澪奈は、小林が「いつものプレーだけでなく、いろいろ挑戦してみたいです」と語れば、𠮷田は「まず勝負を楽しみ、あとは自分を信じて思いきってプレーしたい」と大舞台に前にわくわくした表情を見せていた。

「2023インターナショナル ソフトテニス チャンピオンシップin OKINAWA」を制したことでワイルドカードで出場する(左から)浪岡菜々美、小林愛美、𠮷田澪奈

【世界選手権日本代表】
【男子】
上岡俊介(Up Rise)、丸山海斗(one team)、上松俊貴(NTT西日本)、船水颯人(稲門クラブ)、内田理久(NTT西日本)、広岡宙(NTT西日本)
【女子】
前川愛生(広島翔洋高)、宮前希帆(関西学院大)、天間麗奈(東北高)、前田梨緒(明治大)、高橋乃綾(どんぐり北広島)、久保晴華(ナガセケンコー)
【世界ソフトテニス連盟によるワイルドカード出場枠】
女子シングルス/浪岡菜々美(ナガセケンコー)
女子ダブルス/小林愛美、𠮷田澪奈(ヨネックス)

取材・文◎鈴木快美 写真◎井出秀人