沖縄県初開催で、11日から大会がスタートした2024年のインカレ。しかし、出はなから思わぬアクシデントに見舞われた。

　那覇市の奥武山公園庭球場と漫湖公園市民庭球場が会場となった女子の選手権（ダブルス）は本来11日に８強まで、そして翌日に大会覇者を決めるという日程だったが、１回戦が開始される前から強風と大雨に見舞われ、午前からの競技がスタートできず。午後になってようやく風雨は弱まり、懸命に屋外コートを整備したのち、午後４時から１回戦のみが実施された。

　２日目となる12日、シードが登場する２回戦が開始。前日とは打って変わり、沖縄らしい強烈な日差しがコートに差し込んだ。あらためて熱戦の火蓋はきられたが、この日予定されていた決勝まで行った場合、勝ち上がった２チームは一日だけで８試合を強いられることとなる。そのため大会を運営する日本学生連盟はスケジュールを再変更。大会３日目の13日、沖縄県総合運動公園内レクリエーションドーム（沖縄市）にて午前８時半から開始される準決勝、決勝の２連戦で雌雄を決することとなった。

　ダブルス終了後、続けてシングルスが開幕する。競技開始は午前10時予定で、日程通りに決勝まで行われるとのこと。なお、当初奥武山公園で開催予定だった女子シングルスは、沖縄本島に接近している台風13号の影響により荒天のおそれがあることから、沖縄市のレクリエーションドームに変更された。

女子が戦うのは奥武山公園庭球場

男子が戦う沖縄県総合運動公園はレクリエーションドームもある

応援も熱くなっている