大会3日目の13日、沖縄県総合運動公園テニスコートで午後から始まった2024年度のインカレ女子シングルス。決勝戦まで行われ、神戸松蔭女子学院大2年生の本間友里那がG④-1で中谷さくら(明治大)を破り、栄冠に輝いた。
本間は序盤から快調に飛ばし、3ゲーム連続で④-1と圧倒。一気に優勝まであと1ゲームと持ち込んだ。しかし、午前のダブルスで準優勝を飾った1年生の中谷も第4ゲームを④-0とし、息を吹き返した。
一進一退となった第5ゲームは4度のデュースにもつれ込む大接戦となり、5-6から3連続ポイントを決めた本間に軍配。インカレで念願の頂点に立ち、ライトに照らされたセンターコートで満面の笑み浮かべた。
▼決勝
中谷さくら(明治大)1-④本間友里那(神戸松蔭女子学院大)
▼準決勝
細田美帆(日本体育大)2-④中谷さくら(明治大)
本間友里那(神戸松蔭女子学院大学)④-2天間美嘉(日本体育大)
取材・文◎仲本兼進 写真◎長嶺真輝