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【佐賀国スポ】国体から名称変更、明日から佐賀県唐津市で熱戦開始! 各チームが試合会場で前日練習

地元での国スポが明日に迫った佐賀県成年女子のメンバー

 スポーツを通じた明るく豊かな国づくりを目指し、1946年(昭和21年)からスタートした国体(国民体育大会)は、ソフトテニスにおいても国内のトップ選手が争う重要な大会となってきた。その国体が第78回大会となる今年、国スポ(国民スポーツ大会)に名称変更して佐賀県で開催。ソフトテニス競技は唐津市で行われる。

成年男子は47都道府県フルエントリー

 9月21日の競技開始を前に、20日は会場の松浦河畔公園庭球場と、隣接する佐賀県立佐賀東高等学校・中学校テニスコートで公式練習を実施。10時から1時間ごとに割り当てられた時間の中で、各チームがコートの感触などを確認しながら汗を流した。

 成年女子で地元の期待を集める佐賀県も、最終調整を行った。キャプテンの木瀬晶絵は「所属が違うメンバーが集まる機会をたくさん作ってもらい、練習試合などでペアリングも、いろいろ試すことができた」とサポートに感謝し、「もちろん緊張すると思うのですが、それよりも楽しむ気持ちを忘れずにプレーしたい。このメンバーで臨む最初で最後の団体戦なので、1試合でも多くプレーしたいです」と決意を新たにしていた。

 今年の競技は成年からスタートし、成年男子は47都道府県フルエントリー、成年女子は21チームで21日と22日に実施。23日と24日は少年男子と女子で、少年男子は24チーム、少年女子は16チームが頂点を目指す。

地元での国体に意気込む佐賀県成年女子のキャプテン・木瀬晶絵

成年女子の東京都には世界選手権メンバーの久保晴華(右)が

昨年優勝、2年連続19回目の優勝を狙う成年女子の兵庫県。世界選手権メンバーの前田梨緒は成年に初挑戦

4大会連続15回目の優勝を狙う成年男子の広島県

9月21日と22日に行われる成年男子と成年女子の組み合わせ

東北高単独の少年女子・宮城県は全日本高校選抜、インターハイ団体戦に続く3冠に挑戦。主軸として期待される大和美月

地元での大会に臨む佐賀県の少年男子も最終調整

佐賀県唐津市の松浦河畔公園庭球場と、隣接する佐賀県立唐津東高等学校・中学校テニスコートが会場

地元の学生が各都道府県の選手団に向けて制作した応援のぼり。国体時代からの伝統だ

会場内に設置されている記念撮影用のボード

取材・文・写真◎石倉利英
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