TOPICS
大会
2024.09.21

【佐賀国スポ】成年男子と成年女子のベスト8が決定! 進行が遅れた女子は予定のベスト4まで終わらず

1日目(成年男子・成年女子):国民スポーツ大会「SAGA2024」◎9/21-24 佐賀県唐津市・松浦河畔公園庭球場、佐賀県立唐津東高等学校・中学校テニスコート

関連キーワード:
成年女子で連覇を狙う兵庫県は初戦の2回戦に勝利してベスト8へ。前田梨緒(左)/中谷さくらは成年デビュー戦はファイナル勝利

 スポーツを通じた明るく豊かな国づくりを目指して1946年(昭和21年)からスタートした国体(国民体育大会)は、第78回大会となる今年から名称が国スポ(国民スポーツ大会)に変更となり、佐賀県で開催されている。ソフトテニス競技の会場は唐津市で、競技1日目の9月21日は雨による中断を挟みつつ、成年男子と成年女子を実施した。

雨で1時間の中断

 47都道府県フルエントリーの成年男子が先に始まり、9時から1回戦がスタートしたが、各コートで2回戦が進行中だった11時30分過ぎから雨が降り始め、11時40分に中断。雨がやみ、コートに浮いていた水が引くのを待って12時40分に再開した。

 これに伴い、21チーム参加で12時30分から1回戦が行われる予定だった成年女子は開始が遅れ、最も早い1回戦が13時30分にスタート。蒸し暑さが増してコンディショニングなど難しい準備が強いられる中、成年男子は予定どおりにベスト8が決まったものの、成年女子は予定のベスト4まで終わらず、ベスト8までで打ち切りとなった。

 最も大きな驚きとなったのは、成年男子で4大会連続15回目の優勝を狙った広島県の初戦敗退。2回戦で香川県と対戦し、1番ダブルスの内本隆文/内田理久が米川結翔/野本凌生に敗れると、2番シングルスの広岡宙も岩田晧平に敗れ、敗退が決まった。四位光太/大辻伸彬と対戦した3番の長江光一/上松俊貴もG0-2時点で途中棄権し、0での敗退となっている。

 成年女子で2年連続19回目の優勝を狙う兵庫県は初戦の2回戦で、三重県との1回戦に勝って勝ち上がった東京都と対戦し、③-0で勝利して準々決勝進出を決めた。一方、昨年準優勝の千葉県は、広島県との1回戦に勝って勝ち上がった鹿児島県に初戦の2回戦で敗れ、姿を消している。

 男女のベスト8は下記の佐賀県ソフトテニス連盟公式HP特設ページに掲載されている。22日は男女とも準々決勝から再開となり、成年男子の9時競技開始は予定どおりだが、女子も10時の予定を前倒しして9時から競技を開始。それに伴って使用するコートも当初の予定から変更となり、その詳細も同特設ページに掲載されている。

佐賀県ソフトテニス連盟公式HP特設ページはこちら

地元・佐賀県成年男子の1番ダブルスで登場した下原涼太(左)/丸山海斗

11時40分に雨が強くなり、12時30分まで中断となった

佐賀県唐津市の松浦河畔庭球場をメイン会場として行われている国スポ

成年男子、広島県との2回戦に1番で出て勝利を収めた香川県の米川結翔(右)/野本凌生

広島県との2回戦で1番勝利後に香川県の2番シングルスを任された岩田晧平。見事に勝って勝ち抜きに貢献した

初戦の2回戦で宮城県と対戦した地元・佐賀県の成年女子。惜しくも敗退となったが、大きな声援が送られた

取材・文・写真◎石倉利英