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【渡韓のお知らせ】船水颯人、国内の活動を終えて、2025年は韓国リーグに挑戦!

全日本選手権の優勝が国内最後となった

 船水颯人プロが国内での6年間のプロ活動を終えて、韓国リーグに挑戦することを発表した。この間、コロナ禍もあり、厳しいシーズンもあったが、ネガティブな面は全く見せずに前進してきた。

「言葉も文化も違う異国の地で自分の可能性への挑戦が始まります」と話す。

 そして、韓国では水原市庁でのプレーが決まり、決意を次のように話している。
「水原市庁の皆さんと一つでも多くのタイトルを獲得して喜びを分かち合いたい。それが水原市庁への最大の恩返しになります。自分の価値を高めるとともに、世界で最も強いチームになれるようにすべてを賭けてプレーしたい」

 実力はもちろん、何もなかったところから、プロ宣言して、この競技に打ち込み、発展にも寄与してきた。多くのスポンサーにも恵まれたのは、この人だからではないだろうか。また、若い選手たちの目標とされて、他の選手とは違う環境で、たくましく戦ってきた。海外での経験はまた選手として、人として大きくしてくれるのではないだろうか。

初の天皇杯獲得は早稲田大時代の2016年、星野慎平とのペアだった

PROFILE
ふねみず・はやと●1997年1月24日、青森県生まれ、27歳。A型。170cm。右利き、後衛。黒石中→東北高→早稲田大。小1年時に黒石烏城クラブでソフトテニスを始める。2019年4月からプロプレーヤーとして活動を始める。全日本シングルス優勝4回(2015、17、18、19年)、天皇杯優勝5回(2016/星野慎平、2018、2019、2022、2024/上松俊貴)、全日本ミックスダブルス優勝2回(2021、2022高橋乃綾/)。2022年JAPAN GP優勝(/上松俊貴)。2015年世界選手権国別対抗金メダル、ダブルス銅メダル(増田健人/)。2016年アジア選手権ダブルス金メダル(/上松俊貴)、ミックスダブルス金メダル(/佐々木聖花)、国別対抗金メダル。2018年アジア大会国別対抗銀メダル。2019年世界選手権国別対抗金メダル。2023年アジア競技大会国別対抗金メダル、2024年世界選手権国別対抗金メダル

 

文◎福田達 写真◎菅原淳、江見洋子
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