3月の全日本高校選抜の前哨戦と位置づけられる『第38回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会』が、2月8日に香川県高松市の高松市総合体育館で開幕した。男女各18チームが1、2試合を戦い、ベスト8が決まっている。
台湾チームは男女とも2日目へ
男子は地元で3連覇を狙った尽誠学園(香川)が、初戦の2回戦で姿を消した。1回戦で出雲北陵(島根)を下した上宮(大阪)と対戦し、1番と2番が連敗。3番が勝って一矢報いたものの、2日目に勝ち残れなかった。
高田商業も同様の展開で、初戦の2回戦で敗れた。木更津総合(千葉)に1番と2番が連敗し、3番は勝利したが敗退が決定。その高田商業を抑えて近畿インドア優勝で選抜に出場する和歌山北(和歌山)も、初戦の2回戦で台湾からの招待チーム・台南市立南寧高中に、同じく1番と2番の連敗で屈した。台湾からの招待チームは女子の國立後壁髙中も初戦の2回戦で、九州インドア優勝の嬉野(佐賀)を下して2日目に勝ち残っている。
このほかの女子は昨年に続く連覇を狙う東北(宮城)が、初戦の2回戦で脇町(徳島)に勝ってベスト8進出。昨年のインターハイ団体戦を1・2年生のみで準優勝し、メンバーがそのまま残っている須磨学園(兵庫)、広島県選抜で昨年の国スポ(国民スポーツ大会)を単独で制した広島翔洋(広島)も勝ち上がった。
1日目を終えて、男女とも写真のようにベスト8が出そろった。2日目の9日は第1試合が9時プレーボールで、選抜前哨戦の覇者が決定する。
大会会長の吉原正文氏が開会式であいさつ
昨年優勝の女子・東北(宮城)の橋場香久良キャプテンと、尽誠学園(香川)の笹川慈瑛が優勝カップを返還
尽誠学園のキャプテン・丸田貴士(左)と、高松市選抜の杉浦まひろが選手宣誓
台湾から参加した國立後壁高中が、嬉野(佐賀)と試合前に記念撮影
熱戦の舞台となった高松市総合体育館
文徳(熊本)との初戦の1番で登場した男子の高松市選抜・小林達也(左)と十川都和
とわの森三愛(北海道)との初戦、1番で勝利した明徳義塾(高知)の加藤歓基(左)/福見優心
明豊(大分)を下した京都光華(京都)の3番・伊藤亜沙華(右)/早藤樹里
須磨学園(兵庫)は就実(岡山)との三番勝負を制した。3番では竹平碧(右)/三村優陽が勝利
男子の結果
女子の結果