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2025.02.09

【高松アゼリアカップ】男子は明徳義塾が上宮を下して初優勝! 女子は東北が須磨学園を退けて連覇

第38回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/8-9 香川県高松市・高松市総合体育館

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うれしい初優勝となった男子の明徳義塾

 3月の全日本高校選抜の前哨戦と位置づけられる『第38回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会』は2月9日、香川県高松市の高松市総合体育館で大会最終日を迎えた。男女とも準々決勝以降が行われ、男子は明徳義塾が初優勝、女子は東北が昨年に続く連覇を達成している。

女子はインターハイ団体戦の再戦

 1日目に尽誠学園(香川)と高田商業(奈良)が初戦の2回戦で敗れ、波乱含みのスタートとなった男子の決勝は、明徳義塾と、2回戦で尽誠学園を下している上宮(大阪)が顔を合わせた。明徳義塾の福見優心/加藤歓基と上宮の福田喜大/須原蒼が対戦した1番は、G④-1で福見ペアが快勝。2番も明徳義塾の福島惇/木本琉偉が、上宮の濱中純誠/福井竣也を1で下し、3番に回さず決着をつけた。

 女子は東北と須磨学園(兵庫)、昨年のインターハイ団体戦決勝と同じ顔合わせとなった。そのとき敗れた雪辱を期す須磨学園は、1番の竹村瑠稀愛/中谷ももこが、東北の橋場香久良/佐久間鈴に0で勝って先勝。だが東北も2番の天間麗奈/石津緩奈が、須磨学園の圓尾乃愛/野中萌花を1で下した。

 東北・柏春花/佐藤紗空と須磨学園・竹平碧純/三村優陽の三番勝負は、竹平ペアが第1Gを奪ったものの、柏ペアが第2Gから3Gを連取。最後は2で振り切り、初優勝を果たした昨年に続く2年連続2回目の優勝を飾った。

 男女の最終結果は写真の通り。各チームは収穫と課題を持ち帰り、今年は3月28日から和歌山県の和歌山ビッグホエール・ビッグウェーブで行われる選抜へ、さらなるレベルアップを図ることになる。

優勝を決めた福島/木本を出迎える明徳義塾の選手たちと応援団

男子準優勝の上宮

決勝の三番勝負で柏/佐藤に声援を送る東北の選手たち

女子優勝の東北

女子準優勝の須磨学園

男子の最終結果

女子の最終結果

取材・文◎石倉利英 写真◎山田次郎