今年も、日本を代表する男女8ペア(16名)が集結し、第65回ルーセントカップ 全日本大会(東京インドア)が開催され、熱戦が繰り広げられた。その中でも、将来日本ソフトテニス界を牽引するであろう、若手選手に着目し、今大会で感じたこと、さらには全国の中学生へ向けてメッセージをもらった。
⑨中谷さくら(明治大1年)選手の場合
――大会を振り返ってください。
中谷 今大会に限ったことではないんですけど、私たちのプレーがきちんとハマれば、勝てない相手はいないと思いました。
――印象に残った試合はありますか。
中谷 天間/宮前ペアとの対戦です。実は初めての対戦だったので、今回戦えるということもあり、相手がどのくらいやるのか、自分たちがどのくらい戦えるのか、楽しみにしていましたが、予想以上に楽しかったです。
――中学生へのメッセージを。
中谷 普段から(テニス以外のことも)、余裕を持って行動するという習慣が、ソフトテニスのプレーにもつながってくるので、生活の中で意識することが大事です。
――今後の抱負を。
中谷 世界選手権も含め、まだとっていないすべてのタイトルに対して、時間をかけても必ず制覇したいです。
※今回、予選で注目された天間/宮前との対戦では、あと1歩及ばずという結果ではあったが、高校生から大学生になり、昨年からさらに大きく成長した姿が見られた。今年も、多くのタイトルを勝ち獲ってくれる期待が高まる。
取材・文◎N石コーチ 写真◎菅原淳