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2018.03.29

【選抜】女子2日目・文大杉並を破った就実が8強へ! 連覇ねらう三重は鶯谷と準々決勝

第43回全日本高校選抜大会◎3/28-30愛知県・日本ガイシスポーツプラザ

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三重はこの日2勝を挙げて準々決勝へ

就実は文大杉並、高岡西を連破

『第43回全日本高校選抜ソフトテニス大会』は2日目の3月29日(木)、男女とも2回戦と3回戦が行われ、ベスト8が出そろった。

 女子で大きな驚きとなったのが、昨年のインターハイ&国体覇者、文大杉並(東京)を、就実(岡山)が下した2回戦だ。1番の太田優希/森岡輪は、小林愛美/白﨑ひかるにG3-1からファイナルに持ち込まれ、ここでも4-6とマッチを握られたが、4連続ポイントで逆転して奪うと、2番の石井美々花/中野舞もファイナル勝利を収めた。

 これが初戦だった文大杉並は、昨年のインターハイと国体でも3番を担っていた鈴木理奈/西東彩菜が勝敗決着後に戦う、まさかの展開で早々と大会から姿を消した。

文大杉並戦で勝利を決めた就実の2番、石井/中野を篠埜未住帆監督が笑顔で出迎える。中野は大津中時代に三重高の竹田真樹とのペアで2015年全中個人を制した

敗れた文大杉並の小松﨑茉代がベンチで顔を覆う

 3回戦の注目カード、中村学園女子(福岡)×和歌山信愛(和歌山)は、和歌山信愛が1番を落としたものの、2番の多田千夏/岩﨑彩が昨年のインハイ個人準V、原口美咲/久保菜月をG④-2で下し、3番勝負の末に競り勝った。和歌山信愛は準々決勝で、3回戦では高岡西(富山)を下した就実と対戦する。

 連覇を狙う三重(三重)は、初戦の2回戦で脇町(徳島)、3回戦で須磨学園(兵庫)を下して勝ち上がり、準々決勝では初の8強入りを果たした鶯谷(岐阜)と対戦する。この他では山陽女子(岡山)、福知山成美(京都)、昇陽(大阪)、東北(宮城)が8強入り。明日30日、いよいよ春の日本一が決定する。

3回戦で3番勝負を制して8強入りを決めた福知山成美の津本美衣(右)/中西麻琳

今年も各校の応援で盛り上がった日本ガイシホール(写真は兵庫・須磨学園の応援団)

女子29日結果

●2回戦
三重 ③-0 脇町
須磨学園 ②-1 埼玉平成
札幌龍谷学園 ③-0 熊本中央
就実 ②-1 文大杉並
東北 ②-1 日大藤沢

●3回戦
三重 ②-0 須磨学園
鶯谷 ②-0 白鷗大足利
山陽女子 ②-0 相洋
福知山成美 ②-1 札幌龍谷学園
就実 ②-0 高岡西
和歌山信愛 ②-1 中村学園女子
昇陽 ②-0 米子松蔭
東北 ②-0 佐賀清和

女子30日対戦カード

●準々決勝
三重×鶯谷
山陽女子×福知山成美
就実×和歌山信愛
昇陽×東北


文◎石倉利英 写真◎宮原和也