【高校選抜】初出場で初勝利の千葉黎明「全国の舞台にまた来られるように」原田キャプテン
第44回全日本高校選抜大会◎3/28-30愛知県豊田市・スカイホール豊田
全日本高校選抜大会初出場を果たした千葉黎明(千葉)。初出場同士の対戦となった聖カタリナ学園(愛媛)との初戦(2回戦)を②−1で制して初勝利を挙げ、3回戦では前年度優勝校で第1シードの三重(三重)と対峙するなど(0−②で敗戦)、多くの経験と収穫を手にする大会となった。
原田安奈キャプテンは、「吸収できるものがたくさんあった」と初めての舞台を振り返った。
うれしかったです。最高でした
――選抜大会初出場の感想を教えてください。
緊張もあったんですけど、自分のやることはできたと思います。ただ打つだけじゃなくロブを使ったり、相手が嫌がることを考えて打つことができました。
――初めての舞台でやはり緊張はあった。
ありました。ちょっと手が震えたり。
――初出場で、かつ勝利も得られたことは、大きな意味があると思います。
先生方やサポートしてくださった方々に感謝して、このチームのメンバーがいたから勝てたと思うので、よかったです。
――聖カタリナ戦は1番で敗れたところから、2番で原田キャプテンのペアが勝利して流れを変えました。
しっかり練習してきたし、絶対に負けたくなかったので、全力でひっくり返そうという気持ちで戦いました。(勝った瞬間は)うれしかったです。最高でした。
――3回戦で前年度優勝校の三重と戦ったことも、チームにとって貴重な財産になる。
全国の舞台の舞台でそういう相手と戦えたのは大きいと思います。吸収できるものがたくさんあったので、次に活かしたいです。
――三重高の印象は。
強かったです。自分たちにはできないものを持っていて、流れを変える1本とか、決めのボールをしっかり決めるところが参考になりました。
――県内にも昭和学院など強いライバルがいます。今回の経験を、夏に向けてどう活かしていきたいですか。
絶対に負けません。この経験を活かして、全国の舞台にまた来られるようにがんばります。
――今大会の一番の収穫を教えてください。
コート内だけではなく、こうした遠征自体から学べることもあると思うので、こういう経験をしたからこそ感謝して、みんなで戦っていきたいと思います。
取材・文・写真◎直江光信