大会
2019.07.28
【全日本実業団】東邦ガスが20年ぶり、東芝姫路が5年ぶり頂点に
王者を破り、厳しい戦いを勝ち抜く
7月27日(土)、28日(日)に鹿児島県東開庭球場、郡山運動場テニスコートで全日本実業団選手権が開催された。
男子決勝は東邦ガスvs東京ガス
令和最初の実業団のトップを決める戦い。初日は突然の大雨にたびたび見舞われ、4度の中断を挟みながら男子3回戦まで、女子予選リーグを実施。雨が去った2日目は青空のもと、最高気温34度の真夏日になり、足をつる選手が出るほどのジリジリとした暑さの中の戦いとなった。
男子は分厚い選手層を誇り、5連覇を狙ったNTT西日本を、準決勝で東邦ガスが②ー0で撃破。2年前の2017年は決勝で当たって破れた王者を相手に、新戦力も加えた挑戦者が向かっていく姿勢で見事勝利をもぎとった。
決勝はヨネックスを②ー0で押さえた東京ガスとの顔合わせ。ともにガス会社であり、交流が深いという2チームの対戦は、どちらもゲームを楽しみながら全力でぶつかり合う様子が見受けらた。東邦ガスの主将前衛・今井と鈴木とのペアが1番に出てファイナル勝利をもぎ取ると、東邦ガスは続く小栗/大友も勢いを離さずG⑷−2で20年ぶり全日本実業団優勝を手にした。
女子決勝は東芝姫路vsダンロップ
女子は3連覇を目指したヨネックスを、ダンロップが三番勝負の末に押さえて初の決勝へ進出。初優勝を目指すダンロップと、5年ぶり女王の座を狙う東芝姫路が決勝で激突したが、新戦力も加わり、戦力に厚みが増した東芝姫路が②ー0でダンロップを抑え、歓喜に沸いた。
入賞チーム写真
その他詳細記録は大会結果速報のページに掲載されている。また、大会レポートは8月27日発売予定『ソフトテニス・マガジン10月号』に掲載予定だ。
こちらでは誌面に先立って表彰写真を掲載する。
写真◎牛島寿人 取材◎深作友子