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2019.11.23

【ジュニアジャパンカップ】シングルスはU-20広岡宙が元ペア対決を制す。U-17・米川結翔、U-14・國松樹人が優勝

第14回ジュニアジャパンカップ◎11/23、24・宮崎県宮崎市生目の杜運動公園、清武総合運動公園

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NTT西日本入社後、多くの経験をして、次の日本代表と言われる広岡

「競技者育成プログラムStep-4 第14回ジュニアジャパンカップ」が、今年も宮崎県宮崎市で開催。大会初日となった11月23日(土)は、U-14とU-17が生目の杜運動公園で、U-20が清武総合運動公園で、いずれのカテゴリーもシングルスの試合が行われた。自らの力を示そうと集まった精鋭たちにより、熱戦が繰り広げられた。

 U-14の男子は、予選リーグの後に13名による決勝トーナメントを実施。決勝はJOC杯・全日本ジュニアダブルス準優勝の國松樹人(新潟・千田中)と、都道府県全中シングルス優勝の木村颯(山口・久保中)の対戦となった。その結果、國松が木村をG④―0と圧倒して栄冠を獲得した。

 U-17とU-20は予選リーグなしのトーナメント勝負。47名がエントリーしたU-17男子では、高田商業高の矢野颯人(奈良)と尽誠学園高の米川結翔(香川)が決勝で激突。実力者同士の対戦は接戦となりファイナルゲームまでもつれたが、最後は米川が矢野を振りきって見事に頂点に立った。

 また、U-20男子は全日本シングルス3位の実績を持つ広岡宙(広島・NTT西日本)が順調な勝ち上がりを見せると、反対の山からは上宮中・高時代にペアを組んでいた上岡俊介(日本学連・同志社大)が決勝に。元ペア対決はお互いをよく知る者通しの接戦となったが、G④-3で広岡が勝利。激戦を制してタイトルを奪取した。

夏のインターハイで優勝に貢献した米川。連覇の核となる

小学校時代からタイトルを手にしている國松樹

●U-20男子シングルス
優勝:広岡宙(広島)
2位:上岡俊介(日本学連)
3位:阪本崚(日本学連)、髙城直哉(群馬)

●U-17男子シングルス
優勝:米川結翔(香川)
2位:矢野颯人(奈良)
3位:金山勇波(茨城)、仲川晴智(三重)

●U-14男子シングルス
優勝:國松樹人(新潟)
2位:木村颯(山口)
3位:島尾一吹(徳島)、安達宣(東京)

取材・文◎吉井信行 写真◎矢野寿明