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2020.09.23

【姫路城OPEN】女子は志牟田/泉谷(東芝姫路)が順当V。男子は北野/星野(ワタキューセイモア)が初優勝

第4回姫路城OPEN◎9/22 姫路市広畑テニスコート

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一般女子優勝の志牟田智美/泉谷朋香(東芝姫路)。受け身にならず、国内トップクラスの実力を披露した

 第4回姫路城OPENは姫路市広畑テニスコートで男女の一般、成年、シニアの部が行われ、一般の部は、女子が地元の志牟田智美/泉谷朋香(東芝姫路)が危なげなく頂点に立ち、男子は社会人2年目&1年目の北野亮介/星野雄慈(ワタキューセイモア)が初優勝を果たした。

 予選リーグを1ゲームも落とすことなく突き進んだ志牟田/泉谷は、中野舞/久保菜月との同士討ちをG④-1で制し、エースの貫禄を示した。神戸松蔭女子学院大時代、第1回大会でも優勝している志牟田は、「ホッとしました。地方の大会では、どうしても向かってこられるので、変に緊張してしまう」と話し、泉谷は「そのぶん、日本リーグでは向かっていく気持ちで頑張ります」と決意を語った。

一般女子2位の中野舞/久保菜月(東芝姫路)。入社2年目のペア

一般女子3位の上野小町/吉野南美(チームサニーブリーズ)。日本リーグ入替戦出場が今季の最大の目標

一般女子3位の大村美喜/新谷寧々(神戸松蔭女子学院大)。昨年、団体2位だったインカレがリベンジの舞台だったが、残念ながら大会は中止に

 男子は、今大会にチームとして初参戦したワタキューセイモアが4強を独占した。優勝したのは、次期エースとして期待され、10月3、4日に開催されるミズノカップへの出場が決まっている北野亮介/星野雄慈。学生時代にはともにダブルフォワードを経験しているだけに、陣形にバリエーションが豊富なペアだ。決勝戦は星野がミスの少ないプレーで試合を作ると、北野が果敢にネット前に切り込み平本聖真/後藤諒太にG④-1と危なげなく勝利した。ワタキューの藤田主将は、「今年は新型コロナの影響で大会数が少ないので、この大会に参加させてもらった。日本リーグでの優勝を目標にする私たちにとって、若い選手の成長を見られたことは好材料」と収穫を喜んでいた。

一般男子優勝の北野亮介/星野雄慈(ワタキューセイモア)は楽しみなペア

一般男子2位の平本聖真/後藤諒太(ワタキューセイモア)。岡崎城西高から入社1年目の平本は後藤の好リードもあり、持ち味を発揮

男子一般3位の釘本省吾/藤田大祐(ワタキューセイモア)。藤田主将も粘りを見せたが、わずかに届かず

一般男子3位の村田直樹/高村悌紳(ワタキューセイモア)。高村は2日前の全関西大会を優勝していたが、この日は届かず

■一般男女結果
▼女子
優勝 志牟田智美/泉谷 朋香(東芝姫路)
2位 中野  舞/久保 菜月(東芝姫路)
3位 上野 小町/吉野 南美(チームサニーブリーズ)
3位 大村 美喜/新谷 寧々(神戸松蔭女子学院大)

▼男子
優勝 北野 亮介/星野 雄慈(ワタキューセイモア)
2位 平本 聖真/後藤 諒太(ワタキューセイモア)
3位 釘本 省吾/藤田 大祐(ワタキューセイモア)
3位 村田 直樹/高村 悌紳(ワタキューセイモア)

取材・文◎鈴木快美 写真◎宮原和也