大会
2021.03.28
男子・千葉、女子・愛知が日本一に【全国中学生対抗戦】
3/27、28◎高岡スポーツコア『SOFT TENNIS FESTA 2021 令和2年度全国中学生対抗戦』
2日目、厳しいコンディション
都道府県対抗全日本中学生大会の代替大会として企画された『SOFT TENNIS FESTA 2021 令和2年度全国中学生対抗戦』の2日目が、富山県高岡市の高岡スポーツコアテニスコートで行われ、男子は千葉県、女子は愛知県がそれぞれ優勝を果たした。(1日目の様子はこちら)
この日は午前中から断続的に雨が降り、時折強風も吹きつける厳しいコンディションとなったが、選手たちは大会に参加できることの喜びを体現するように積み重ねてきた練習の成果を発揮し、各コートで多くの熱戦が繰り広げられた。
男子・千葉が4連続ポイントでファイナル制す
男子決勝では、リーグ戦から圧倒的な強さを披露して勝ち上がった愛知と、関東勢対決となった準決勝で東京に競り勝った千葉が激突。1番で千葉の藤木晴叶/阿部倖大が愛知の丹羽奏人/豊田祐冴をG④-2で破り先勝すると、2番では塚本大翔/諏訪部陽大が愛知のエース、鈴木唯斗/大和朔也と一進一退の見応えある攻防を展開する。
序盤は鈴木/大和がG3-1と先行するも、そこから塚本/諏訪部が粘りを見せて2ゲームを連取し、迎えたファイナルでも3-3から4連続ポイントを挙げて一気に勝負を決めた。
女子・愛知が勢い持続し頂点へ
女子は前日の決勝トーナメント1回戦で兵庫との死闘を制した愛知が、その勢いを2日目も持続して頂点に駆け上がった。準々決勝で石川、準決勝で埼玉をいずれもストレートで退けると、決勝では大阪(昇陽)、福島に競り勝った山梨と対戦。篠原菜摘/石川莉子が1番で河西穂果/角田悠乃にG④-2で先勝し、2番では主軸の林美桜/薄優衣が天野莉子/仙澤叶夢をG④-1で押しきって、歓喜の瞬間を迎えた。
なお、今回の大会詳細は『ソフトテニス・マガジン6月号』(4月27日発売)および『熱中!ソフトテニス部vol.50』(4月下旬発売)で掲載する。
男子2〜3位
女子2〜3位
男子決勝トーナメント
女子決勝トーナメント
取材・文◎直江光信 写真◎福地和男