【アゼリアカップ】全日本高校選抜の前哨戦が3年ぶりに開催! 男子17チーム、女子18チームで2月11日から熱戦開始
第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/11-12 香川県高松市・高松市総合体育館
3月の全日本高校選抜の前哨戦と位置づけられる『第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会』が、2月11日と12日に香川県高松市の高松市総合体育館で行われる。コロナ禍の影響で過去2年は中止となっていたが、今年は3年ぶりに開催されることになり、10日は試合会場で前日練習が行われた。
台湾からも男女各1チームが参加
第1回大会が1988年という長い歴史を持つアゼリアカップは、男女とも高校選抜に出場するチームが数多く参加してインドアで争われるため、同大会の前哨戦と位置づけられている。まだコロナ禍の影響が限定的だった2020年の第33回大会は開催されたものの、過去2年間は中止となっており、今回3年ぶりに開催されることになった。
男子は昨年の高校選抜とインターハイ団体戦を制した地元の尽誠学園(香川)、単独編成で秋の国体で優勝した高田商業(奈良)など17チームが出場。女子は昨年と一昨年の高校選抜で優勝し、今年は3連覇を狙う東北(宮城)、昨年のインターハイ団体戦で頂点に立った和歌山信愛(和歌山)など18チームが出場して優勝を争う。また、国際大会として例年、海外からの招待チームが参加しており、今年は男子が臺南市立南寧高中(台湾)、女子は國立潮州高級中學(台湾)が出場する。
10日の前日練習では各チームが会場の雰囲気などを確かめながら練習を繰り返した。前述のとおり、女子で高校選抜3連覇を目指す東北のキャプテン・永井優理子は「プレッシャーが大きいですが、昨年と一昨年に優勝した3年生が、忙しいのに練習に来てくれて、いろいろなことを教えてもらっています」と現状を語り、「過去2年は選抜が『ぶっつけ本番』でしたが、今年はアゼリアカップが開催されます。いまの自分たちの実力がどこまで通用するのかを、ここでしっかり確かめて、できないことがあっても、選抜には絶対に間に合わせるようにしたい」と意気込んでいた。