【国際大会in沖縄】男子ダブルスは急造ペア、長江光一/上松俊貴が世界王者を下して優勝。女子は小林愛美/𠮷田澪奈が強さを見せて、国際大会初V
2023インターナショナル・チャンピオンシップ◎2月10日/沖縄県那覇市・奥武山公園庭球場、漫湖公園市民庭球場
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世界初の世界ランキング認定試合「2023 インターナショナル ソフトテニス チャンピオンシップ」は、沖縄県・那覇市の奥武山公園庭球場で最終日を迎え、前日のシングルスに続き、初代ダブルスのチャンピオンが決まった。
一般男子ダブルスは、船水颯人がケガのため欠場したため、急きょペアリングした長江光一/上松俊貴(NTT西日本)が、決勝で2019年世界選手権優勝の余凱文/林韋傑(台湾)を破って王座に就いた。
試合は、会場から大きな歓声が沸くほど高度なダブルフォワード対決。「準決勝の内本/内田戦を見て、前に出ることにしかチャンスがないと思っていた」という長江は、カットサービスから素早く前に入り、1ゲーム目を先制。2、3ゲームこそ、相手のボレーを何度も浴びたが、その後は3ゲームを連取するなどして、8ゲーム目で決着をつけた。
シングルスと合わせ2冠を達成した上松は、「世界の選手との試合で練習してきたことをいろいろ試せて収穫の多い大会になった」と満足の表情を浮かべていた。
一般女子ダブルスは、昨年のインカレチャンピオン、小林愛美/𠮷田澪奈(東京女子体育大)が初Vを飾った。準決勝では、9月のコリアカップで優勝したイ・ミンソン/イ・ジョンウン(韓国)に攻撃の隙を与えず、ストレート勝ち。続く浪岡菜々美/生井沢日向子(日本体育大)との決勝戦は、小林が鋭いシュートを決めれば、𠮷田が勘よくボレーを決め、G⑤―1で優勝を決めた。
来年、韓国での世界選手権の出場権を得た2人は、試合後、「今回の結果は自信になった。世界でも勝てるように頑張りたい」と明るく決意を語っていた。
●一般男子ダブルス結果
①長江光一/上松俊貴(NTT西日本)
②余凱文/林韋傑(台湾)
③内本隆文/内田理久(NTT西日本)
④林田和樹/髙月拓磨(ヨネックス)
●一般女子ダブルス結果
①小林愛美/吉田澪奈(東京女子体育大)
②浪岡菜々美/生井沢日向子(日本体育大)
③イ・ミンソン/イ・ジョンウン(韓国)
④鈴木理奈/白﨑ひかる(東京女子体育大)