【アゼリアカップ】女子は東北が初優勝! 男子は尽誠学園が連覇、2年連続の三冠へ好発進
第37回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/10-11 香川県高松市・高松市総合体育館
3月の全日本高校選抜の前哨戦と位置づけられる『第37回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会』は、2月11日に香川県高松市の高松市総合体育館で2日目を実施。女子は東北(宮城)が初優勝、男子は地元の尽誠学園(香川)が連覇を達成している。
東北は決勝3番ファイナルで⑦-0
男女とも準々決勝からスタートした2日目。女子は、準々決勝で福知山成美(京都)を②-0、準決勝では広島翔洋(広島)を三番勝負の末に下した東北と、準々決勝で札幌龍谷学園(北海道)、準決勝で学法石川(福島)を、どちらも②-0で下した就実(岡山)が決勝で激突した。
1番は東北の大浦愛珠/天間麗奈が、足利茉奈/髙島心菜を1で下して先勝。だが2番は就実の柴田凛/山本萌衣紗が藤井心愛/阿部日南を1で退け、三番勝負にもつれ込んだ。優勝が懸かった一戦は、就実の仲村早百合/近坂優衣が最初の2Gを取り、東北の大和美月/佐藤紗空が続く3G連取で逆転するも、仲村ペアも第6Gを取ってファイナルへ。ここでは大和ペアがゲーム開始から圧倒し、一気に7ポイントを連取して歓喜の瞬間を迎えた。
男子は、とわの森三愛(北海道)と岡崎城西(愛知)を、どちらも②-0で退けて勝ち上がった尽誠学園と、中京(岐阜)と明徳義塾(高知)を、やはりどちらも②-0で下した東北が決勝で相対した。終始優勢に進めたのは尽誠学園で、1番の内田陽斗/宮田成将が齋藤玲壱/國松樹人に1で勝利。2番の坂口生磨/小山寛晴も水木洸/松田拳弥を圧倒し、1で勝って頂点に立った。
東北はアゼリアカップ初優勝で、2年ぶり3回目の優勝を目指す選抜にはずみをつけるタイトルを獲得。尽誠学園のアゼリアカップ優勝は2年連続3回目で、昨年はアゼリアカップ優勝から全日本高校選抜、インターハイ団体戦、国体を制して高校三冠を成し遂げており、2年連続の三冠に向けて好スタートをきった。